HPのLTFSドライバ、IBMのLTFSをMAXOS10.5,10.6でやっと試した。
(IBMの10.6ドライバはまだリリースされず)
結果HPとIBMのLTFSは互換性があります。
2011.3月にやっと以下のバージョンに更新されました。
Format Specification Version
LTFS Format Specification v2.0.0
Conforming Software
v1.2.0
あとはIBMのLTO5、win2008server環境で試せば取り合えず検証は終了。
Linuxはわかりませんが、MacのFinder上でLTFSボリューム読み込もうなんて事したら延々シークしまくりでやばいです。(lsコマンドで取得できる情報以上のものはシーク発生)
基本ターミナル経由での操作になると思います。
コマンド経由では軽快にlsがシーク無しで通るのでスゴイべんり!!
ピンポイントでcpでファイルぶっこぬけます。
mac特有のラベルの情報等もきちんと保存されています。
リストア後、cmp等かましてもエラー無しでした。
速度もシーケンシャルだと135MB/sec、連番ファイルでも80MB/secを下回ることはまずないです。
cp -Rpvn で差分コピーも問題なし。差分使えるのは嬉しい。
IBMとHPのドライバはMacFuseのバージョンこそ同じだが他は微妙にインストーラーが異なるみたい。ドライバの共存は無理でした。消去して入れなおせば大丈夫でした。
コマンドもほとんど両メーカー一緒。(デバイス指定の記述がちょっと違うくらい)
ディスクカタログも内部でlsで取得しているソフト場合はシーク無しで作成可能。
ltfsckコマンドなる整合性チェックコマンドもあり、とりあえずなんとかなりそう?
一番要注意なのは大元のHDDのHFS+フォーマットのほう。Bツリーとかカタログ系破損したままバックアップするとリストア後、コンペアやハッシュチェックで失敗します。
HFS+の宿命といえば仕方がないですが、まめに「ディスクウォーリアー」したほうが良いです。